永い1人暮らしの弊害は様々なところに出てきます。

特に目に付くのが、誰も注意するものがいないために起こる「○○したつもり」。かたずけたつもり→物をどこかにまとめるとOK。つまり、ほとんど見た目は気にしていない。

家のあちこちにまったく整理されていない「かたまり」の部分が…

台所の調理台のところに買ってきたあめだまが…根競べでしばらく放置していましたが、2日後にとうとう根負けしてかたずけることに。

選択したつもり→汗をいっぱいかいた洗濯物でも、水・電気代がもったいないからと短縮時間のセットで洗うのでまったくにおいがおちません。洗濯槽はカビの多量発生。洗浄剤5セットを使い切ってもカビが落ちませんでした。

食器等を洗ったつもり→洗剤を使わずシャカシャカと洗ってフキンで拭いたつもりで終わり。
掃除をしたつもり→四角の部屋を丸く掃除します。
手を拭いたつもり→洗った手をタオルに当てるだけ、しずくをぼたぼたとたらしながらアチコチへ…。そのほか水を止めたつもり。電気を消したつもり。等々
年齢も勘案すればやむをえない部分もあります。同居を始めてから極力怒らないようにしながら、何回も注意をしてきましたが、これまでの生活実績と人生経験を覆すことには至りませんでした。

いっそ自分でやってしまったほうが早いとも考えましたが、母親から普段の生活を取り上げることは、現世との接点を奪うことにもつながり、痴呆への道筋を作ることにもつながりかねません。
母親の「○○したつもり症候群」とどう向き合っていけばいいのか、ただ今模索中です。
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